都市は常に変化している。その中で営まれる行為も常に変化し続けている。それは始まりもなく、終わりもなく永遠に営まれる。オンゼ氏の作品は、その瞬間を切り出し、その断面を描き出そうとしている。それが実に巧妙に描き出されている。またその後に継続するであろう事も予見される。
建築もその時代の流れの中で切り出されたモノであると共に、永続するものである。そういう意味では共通する部分を持っている。
オンゼ氏の作品は、それをダイナミックに、且つ繊細に描き出している。特に人間と街の関係、人間の中に潜むモノを独特の技術で表現している。
建物の表面に見え隠れする顔が、街の営みを映し出しているが、街全体では静けさをも感じさせる。このコントラストを生み出しているモノが、彼の巧みな表現方法だ。
GARDEITALY
ISHIYAMA YUKIO 石山 幸夫
TAKEDA KATSUYA 竹田 克哉
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